音楽だから(歌詞)

いつもの ありがとう A 言葉も不器用な僕の 紙の上の自由な場所で 踊っている君をみたから 欲張りな僕を許して 「そんなところは汚れるよ」 鉛筆の黒に染まって 「こんなに綺麗な場所なのよ」 君ははしゃぎながら笑った B 遠くから鳴り響いてる 頭の中から鳴…

あけぼの(歌詞)

歌詞だけ書きました A 眠れないよ ぬるい夜を 煙草の火で消した 乾いたあくび 紫立つ雲が カーテン蹴飛ばした 春が呼んでるな 春が呼んでるな B 朝刊 運ぶバイク ちょっと 雨の匂い 忘れ物 のらりくらり 歩いてみようか サビ 花散らせ風 僕を運べ 月が消える…

寂しげなあなたへ(歌詞)

許すよ 1 A 誰かに嫌われてみんなに嫌われて今日じゃない今日が明日も続くんだ 寂しさを知ったもどかしい気持ちを寂しげなあなたへ歌にして送ろう B 大丈夫 それが人だから大丈夫 考えないでね「もう一度、もう一度」願っても戻らないからこの歌で 涙を拭い…

雪になりたい(歌詞)

歌詞だけ書きました。 雪ならこの後悔を白く消してくれるだろうか。 1 A 絵を描いた 描いてみたかった どこか 遠い場所を 夕焼けと海辺 雨宿りの木陰 花畑の野原 色を重ねたなら B 僕を描く そこにいたいから 僕を描く そこが場所だから サビ 白く 白く 白…

あらしのよるに(歌詞)

また歌詞だけ書きました。 僕は君の牙が欲しい。 A あらしのよるの 闇の中で 声だけ聞こえた君と 友達になったんだ たとえ君と僕は 同じ世界にいなくても ともだちでいいんだ ねぇ君もそうだよね? B そう言い聞かせてきたけど 君はずっと遠くで 僕は君の影…

夜を撃て(歌詞)

A 前々から知ってた話 あいつが飛んだって話 ジャンキーな毎日 明日は我が身のアブナイ暮らし 飽きちゃって吐き出してるし 声にだって乗せたくないし 綺麗な灯台 スタンドかちあげて走るよ脳内 (~ここ気持ちいい間奏~) サビ キラキラ響く波際 見えない青…

ふとん(歌詞)

また歌詞だけ書きました。 1番だけです A 朝だ コンタクト切らしてた もうやだな 眼鏡かけた 外は ちょっとだけ怖いし 今日は ひきこもっていようよ 今は 充電してるだけ できるんだよ 本気出せば 外は ちょっとだけ寒いし 今日も ぶいちゃで遊ぼうか B 倒…

僕は音楽がわからないから(歌詞)

僕は音楽がわからないので歌詞だけ書きました。 誰か僕を飛ばしてください。 A 僕は 音楽がわからないから 君に伝えたい気持ちも なんだか恥ずかしいんだ 明日 ちょっとだけかじったギターを 掃除してみようかなって きっとやらないんだけれど B これっぽっ…

跳ねる音 たたく音 打つ音 はじける音 たらいをひっくり返したような 堰を切ったような まるで憂さ晴らしのような 時折歌い 時折叫び 時折唸り 時折笑う 表情が音から見える ねぇ、なんでそんなに泣いているの?

言葉を選ぶとき

言葉を選ぶとき 一枚の写真 言葉を選ぶとき 一杯のコーヒー 言葉を選ぶとき 一粒の宝石 言葉を選ぶとき 一振りのハサミ 言葉を選ぶとき 一かけらの木漏れ日 言葉を選ぶとき 一握りの砂

正しさ

この世に「正解」ってどれだけあるんだろう そもそも「正解」って何だろう 机の上のテスト用紙だって 分厚い法律だって 電卓の数字だって 誰かが決めた「正解」なんでしょう? 鳥が飛ぶことだって 星が輝くことだって 花が美しいことだって 自分が人であること…

言葉

言葉にならない 言葉にならない 言葉にならない 言葉にならない 伝わらない 何を見ても 何を聞いても 何を思っても 何を言っても 何も 言葉は 想いは 言えない どんな言葉も違う いつも違う どこまでも違う こうじゃない そうじゃない とまらない 言葉は 言…

彗星

よだかは彗星になった どうしようもない 悲しみの果てに よだかは彗星になった 独りぼっちで 醜い姿で でも彗星になった 美しい燐光に包まれて 飛び続けた先に 空をなぞる一筋の白線を見ながら 夜風にささやかれながら 誰もいない丘の上で 僕は反芻していた …

黄昏れ特急

黄昏れ特急で どこまでも行こう あてはないけど ここではないどこかへ 気のすむまで 遠く地平線 沈まぬ夕日 覚めぬ暁 線路に落ちた影 ひとつだけ 流れる枕木 いつまでも どこかに行きたくて 行先は決めずに 暖かい日差し 包まれて 考えて 思って 悩んで 耽っ…

3倍

Put your hand on a hot stove for a minute, and it seems like an hour.Sit with a pretty girl for an hour, and it seems like a minute. 熱いストーブの上に1分間手をおいてご覧なさい。1時間ぐらいに感じられるでしょう。可愛い女の子と一緒に1時間…

閉鎖空間へようこそ 4

いつもは快活な人だったが、その日はどこか無理をしているように感じていた。 そしてなによりも、ここに来てから見せた表情ボーンが、 どこか悲しいような、寂しいような、そんな気がしていたからだ。 「何か、あったんでしょう?」 僕はなるべく、落ち着い…

閉鎖空間へようこそ 3

You:あなたはだれ? ???:わからないの 他にも似た状況の人がどこかにいるのかもしれない。 力を合わせればなんとかなるかもしれない。 しかし、意外にもその声はあっさりと答えを示してくれた。 ???:でもここのことはわかる ???:ここは、だれか…

閉鎖空間へようこそ 2

『どうなってるんだ』 その声には明らかに恐怖の色があった。 しかし、僕は逆に落ち着いていった。 こんなのは夢に決まっていると気が付いたからだ。 夢はいつか覚める。 明晰夢の経験は何回かあったし、いつの間にか寝落ちてしまったのだろう。 それならば…

閉鎖空間へようこそ 1

『Worldが開けない』 始まりは誰かの一言だった。 その日、僕らはネオ渋谷のハチ公前で示し合わせたわけでもなく集まり、いつものように駄弁っていた。 そして22時、いつものように、ある人はイベントに行くからと、ある人は明日が早いからと、ある人は夕飯…

前日

ある日 みんな寝てしまったフレオンで 君は少し話し相手になってくれたね 次の日 送り忘れたフレンド申請 君がいないかワールド行ったり来たり 次の日 フレンドに相談してた君のこと 名前を忘れないようにメモ書きして 次の日 やっと出会えたこたつの部屋で …

輪郭が消える:歌詞

みなもの 泡が浮かんで 二つの 心混ざって それはきっと溶け合うようで 輪郭が消える すべてが曖昧 感じる眩暈 名前はないし 歴史もない 何もかもを 置き去りにして 残ったのは 魂だけで むき出しになった この人間性 仮の世界の 下らぬ理性 隅まで馴染んだ …

ぽぴよこ

がちゃどんからから ここはポピー 新宿裏路地1番街 がちゃどんからから ようこそユーザー 突き当り右 いつもの場所 がちゃどんからから みちばたビール カウンターには リアルビール がちゃどんからから 21時 ケモに幽霊 ロボット 魚 がちゃどんからから 植…

一歩

認められたいのは欲張りですか 好きを求めるのは欲張りですか 共感がほしいのは欲張りですか 誰もそんなこと思わないはずなのに 当たり前の気持ちなのに どうして恥ずかしく思うのだろう どうして怖くなるんだろう 指先のイモムシ 甘いコーヒー ピカソの絵画…

僕は怖い 君の世界のすべてになったここが 君の心の半分になったその子が 今でなくなった時に 消えてしまった時に 君はこわれてしまうのではないか 世界のすべてを呪うのではないか 人を信じることをやめてしまうのではないか この世界は仮想なのに 目の前の…

僕は鳥

僕は鳥 飛べぬクイナ 世界は広く 見上げるのに夢中で 飛ぶ鳥をみて 走る鳥を見て 憩う鳥を見て うらやましく 僕は鳥 漂うカモメ 風のままに 流されるように 行きつく島で 時折休み 羽一枚だけ 残していって 僕は鳥 さえずるスズメ 安らぐ止まり木 雨宿り 周…

本当は

ここでは思考しか残らない 顔も名前も地位も名声もなんにもない そして性別すら大して意味をなさないのだと思った リアルでは性別というのは常に大きな山のようで 男は男でしかなく、女は女でしかない ゆるぎない 違いない でもここは違った 心がそうありた…

輪郭が消える

輪郭が消える ここでは人の顔は見えない。 名前も知らない。 歴史もない。 評価もない。 声も変えられる。 性別すら曖昧だ。 残るのは魂だけ。 純粋な人間性。 人の心がむき出しになる。 初めて一ヵ月。 アバターが馴染むのを感じた。 初めて二か月。 世界に…

君が生きてなくてよかったなんて

最近出会った素敵な曲について書こうと思います。 それはこちら www.youtube.com ピノキオPの「君が生きてなくてよかった」 まずは聞いてみてほしい。 初音ミク10周年記念コンピレーションアルバム「Re:Start」収録曲なので、 聞いたことのある方も多いと思…

はじめまして

どうもはじめまして gymno39でじむのさく、と読みます。 徒然なるままに、くだらないことをつらつらと書こうと思います。