2020-02-27 星 詩 僕は怖い 君の世界のすべてになったここが 君の心の半分になったその子が 今でなくなった時に 消えてしまった時に 君はこわれてしまうのではないか 世界のすべてを呪うのではないか 人を信じることをやめてしまうのではないか この世界は仮想なのに 目の前のすべてがデータなのに 僕は怖い 僕もそうだ 夜空を見た 切なさに似て 言ってあげたいのに 綺麗ごとでも 言ってあげたいのに 何もできない 花は散る 雲は流れる ながめるだけで それだけで せめて僕は いつでも 誰かの しるべにもならない 星でいいから 白昼の空の 星でいいから