あらしのよるに(歌詞)

また歌詞だけ書きました。 僕は君の牙が欲しい。 A あらしのよるの 闇の中で 声だけ聞こえた君と 友達になったんだ たとえ君と僕は 同じ世界にいなくても ともだちでいいんだ ねぇ君もそうだよね? B そう言い聞かせてきたけど 君はずっと遠くで 僕は君の影…

僕は音楽がわからないから(歌詞)

僕は音楽がわからないので歌詞だけ書きました。 誰か僕を飛ばしてください。 A 僕は 音楽がわからないから 君に伝えたい気持ちも なんだか恥ずかしいんだ 明日 ちょっとだけかじったギターを 掃除してみようかなって きっとやらないんだけれど B これっぽっ…

前日

ある日 みんな寝てしまったフレオンで 君は少し話し相手になってくれたね 次の日 送り忘れたフレンド申請 君がいないかワールド行ったり来たり 次の日 フレンドに相談してた君のこと 名前を忘れないようにメモ書きして 次の日 やっと出会えたこたつの部屋で …

輪郭が消える:歌詞

みなもの 泡が浮かんで 二つの 心混ざって それはきっと溶け合うようで 輪郭が消える すべてが曖昧 感じる眩暈 名前はないし 歴史もない 何もかもを 置き去りにして 残ったのは 魂だけで むき出しになった この人間性 仮の世界の 下らぬ理性 隅まで馴染んだ …

ぽぴよこ

がちゃどんからから ここはポピー 新宿裏路地1番街 がちゃどんからから ようこそユーザー 突き当り右 いつもの場所 がちゃどんからから みちばたビール カウンターには リアルビール がちゃどんからから 21時 ケモに幽霊 ロボット 魚 がちゃどんからから 植…

一歩

認められたいのは欲張りですか 好きを求めるのは欲張りですか 共感がほしいのは欲張りですか 誰もそんなこと思わないはずなのに 当たり前の気持ちなのに どうして恥ずかしく思うのだろう どうして怖くなるんだろう 指先のイモムシ 甘いコーヒー ピカソの絵画…

僕は怖い 君の世界のすべてになったここが 君の心の半分になったその子が 今でなくなった時に 消えてしまった時に 君はこわれてしまうのではないか 世界のすべてを呪うのではないか 人を信じることをやめてしまうのではないか この世界は仮想なのに 目の前の…

僕は鳥

僕は鳥 飛べぬクイナ 世界は広く 見上げるのに夢中で 飛ぶ鳥をみて 走る鳥を見て 憩う鳥を見て うらやましく 僕は鳥 漂うカモメ 風のままに 流されるように 行きつく島で 時折休み 羽一枚だけ 残していって 僕は鳥 さえずるスズメ 安らぐ止まり木 雨宿り 周…

本当は

ここでは思考しか残らない 顔も名前も地位も名声もなんにもない そして性別すら大して意味をなさないのだと思った リアルでは性別というのは常に大きな山のようで 男は男でしかなく、女は女でしかない ゆるぎない 違いない でもここは違った 心がそうありた…

輪郭が消える

輪郭が消える ここでは人の顔は見えない。 名前も知らない。 歴史もない。 評価もない。 声も変えられる。 性別すら曖昧だ。 残るのは魂だけ。 純粋な人間性。 人の心がむき出しになる。 初めて一ヵ月。 アバターが馴染むのを感じた。 初めて二か月。 世界に…