二次創作

あらしのよるに(歌詞)

また歌詞だけ書きました。 僕は君の牙が欲しい。 A あらしのよるの 闇の中で 声だけ聞こえた君と 友達になったんだ たとえ君と僕は 同じ世界にいなくても ともだちでいいんだ ねぇ君もそうだよね? B そう言い聞かせてきたけど 君はずっと遠くで 僕は君の影…

閉鎖空間へようこそ 4

いつもは快活な人だったが、その日はどこか無理をしているように感じていた。 そしてなによりも、ここに来てから見せた表情ボーンが、 どこか悲しいような、寂しいような、そんな気がしていたからだ。 「何か、あったんでしょう?」 僕はなるべく、落ち着い…

閉鎖空間へようこそ 3

You:あなたはだれ? ???:わからないの 他にも似た状況の人がどこかにいるのかもしれない。 力を合わせればなんとかなるかもしれない。 しかし、意外にもその声はあっさりと答えを示してくれた。 ???:でもここのことはわかる ???:ここは、だれか…

閉鎖空間へようこそ 2

『どうなってるんだ』 その声には明らかに恐怖の色があった。 しかし、僕は逆に落ち着いていった。 こんなのは夢に決まっていると気が付いたからだ。 夢はいつか覚める。 明晰夢の経験は何回かあったし、いつの間にか寝落ちてしまったのだろう。 それならば…

閉鎖空間へようこそ 1

『Worldが開けない』 始まりは誰かの一言だった。 その日、僕らはネオ渋谷のハチ公前で示し合わせたわけでもなく集まり、いつものように駄弁っていた。 そして22時、いつものように、ある人はイベントに行くからと、ある人は明日が早いからと、ある人は夕飯…